2011年10月25日火曜日

『Rewrite』プレイ日記15

『あらゆる"今"でない時間。
あらゆる"此処"でない場所。
それが"今夜"なのだろう。』



Moonルート開放なわけだが。
これはあれなのか。
ひぐらしで言うところの「お茶会」もしくは「カケラ紡ぎ」
うみねこで言うところの「Tea party」
これまではミクロな視点での物語。
Moonはマクロ視点での物語。
いや、メタ視点って言ったほうが妥当かな。

一つ一つのカケラは意味を成さないものなんだが、
それらカケラに焦点が当てられることでこれまでの物語の謎解き的な役割。
そんなルートなのかな。

おもしろいなぁ。
それぞれのヒロインのメタ描写。
木・式神・布・七輪+さんま(笑)・ネックレス
特性をよく現してる。

瑚太朗がメタ存在に昇華することでこれまでがひとつに繋がる。
これ、竜騎士の得意技だなぁ。
ルチアルートでは正直なところ浮いていて世界観を壊しかねなかったけど、
ここに絡んでいるのなら竜騎士は必要だったと思える。

そして、きたよ…
俺の一番好きな展開が。

『来たよ、瑚太朗君』
『力になりに』


あーもう。
泣けた。

こういう展開熱すぎる!
うみねこの黄金郷攻防戦の興奮が蘇るぅうう!
批判は多いけど俺は好きだったよ!

以前に「ルーンロオド」プレイ感想でも似たようなこと書いたけど、やはりエロゲ(Rewriteはエロゲじゃねいけど)のヒロインの魅力って、萌えとかじゃないんだよね。
主人公に対する「献身」「奉仕」「自己犠牲」ひいては「母性」。
つまり、尽くしてくれる少女ってのにオタは弱い。
そしてさらに、その少女たちが健気に頑張るも報われない。
そんな可哀想な物語が俺たちは大好きなんだ。
これはエロゲだけでなく、かなりのオタの琴線に触れるのではないだろうか。

思い出してみると俺の好きなキャラはそんなんばっかだ。
アネモネの
「もし、この戦いが終わっても、生きていいって言われたら、小さな鏡を一つ買って微笑む練習をしてみよう。何度も何度も練習しよう。もう一度会うために。…」
とかね。
ほらな、俺たち可哀想な娘が好きだろ?認めちまえよ。

アネモネに鏡買ってやりてぇ!

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